笑う母には福来る

というブログで育児漫画を描いている
はなゆいさんが
本を出版されました！
おめでとうございます！！！

ありがたいことにご寄贈いただいたので
漫画を描かせていただきました。








私が読んでて、ナギさんと一緒だ！となったのは
会話に口をはさみがちで、更に脳内連想ゲームで思考が飛び、
話をどんどん脱線させるところ。
あと、物によくぶつかるところ。

ナギさんが強く共感したのは
完璧になれない完璧主義の部分でした。






児童発達支援や
放課後デイサービス。
私は、SNSや他の育児ブロガーさんを見てて
当然のように知識があったんだけど、
ナギさんは見たことも聞いたこともないと言っていました。

ショッキングだったけど、
自ら情報を仕入れているわけでもない
普通に仕事して子育てしてるだけの人にとっては
これが普通なのかも…
とも思いました。

本から、思いがけないところに話がいって
一つ足並みをそろえることができて
よかったです。



ADHDと、ADHDグレーの境界線については、本の中でも触れられていたのですが
一応「めやす」的なのはあるけれど
発達障害というのはあくまでもグラデーションで
グレーであっても困りごとが大きい場合は
支援や対策が必要だと思います。

ADHDは、判断基準リストを見ると「え？こんなん誰でもあるんじゃないの？」と思いがちで。
実際はその度合い(良くない言い方をすると、やらかし度合い)が激しいのがADHDなんですけど、
誰しもが少なからず「灰色」を持ってる。
もちろん私も。
だから他人事ではないし、
この本を普通の人が読んでも、
ためになることが多いんじゃないでしょうか。

ちなみにナギさんの最近のやらかしは
ナナオに出された薬。
1日2回(朝、夕)の薬を
1日3回飲ませていました。

薬の残量がおかしいことに私が気がついて
問い詰めて発覚。
3回飲んだのは2日間だけだったのと
ナナオにおかしな症状が出てないので
ひとまず安心したけど
本当にヒヤっとしました…。

これ、似た話が作中にあって
超頑固脳みそ。ってやつ。
一度こうだと思ったら、例えばそれが間違っていて
間違いに気づくチャンスが何度もあっても
思い込みが修正されない。というもの。
まさにこれだな！と思いました。

どこかで「1日3回」と思い込んでしまうと、
1日3回の袋とは別の袋に入ってても
袋の表紙に「朝・夕」と太字で書かれていても
気が付かない。

ナギさんなりに対策を色々してるみたいなんですけど
それでもこういうやらかしをしてしまうんですよね。

なので私にとっては、この本を読んでナギさん本人以上に「あるある～」と思ったのでした(笑)


ただ、はなゆいさんのお話、
失敗エピソードだけでなく「凄い！」と思えるエピソードもいくつもあったし
実際にお会いしてお人柄がとても良いのも実感してます。

ナギさんにも、尊敬できる部分や、私より能力が高い部分もたくさんあるので

ADHD=やらかす人、迷惑な人、要らない人、ではない
ことは、最後に強く伝えておきたいです。

誰でも持ってる灰色を分析する本
みたいに考えていたたければと思います。

長々とすみません
本はこちらです！



2019年の記事なんですけど
ナギさんのADHDグレーの話はこちらです↓




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