前回の続きです。

初めて行った譲渡会で、トットは服を着て小さくなっていました。



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当時のトット、生後10ヶ月でしたが、猫って成長が早いんですよね。もう、ほぼ成猫に近い大きさになっていました。

保護主さんは、近所の野良猫や仔猫を保護して里親に出すという活動を個人でされてる方でした。
トットは最初は5匹きょうだいで保護をし、他の子は小さいうちに貰われていったのですが、たまたま残ってしまったとのことでした。
避妊手術も既にされており、ワクチンや病気の検査もしてくれていました。

トットの性格についても詳しくお話をしてくださいました。
怖がりな性格だけど、優しくて甘えん坊。保護主さんの家では他にも猫がいるため、なかなか甘えられないらしく、他の猫がいないタイミングでひざに乗ってくるので、なでなでしてあげてるそうです。

なんていじらしいの~!

トットがとても可愛く思えたし、それよりなによりも、保護主さんの猫に対する愛情が、お話してて物凄く伝わってきて、「この人から貰いたい」という気持ちになりました。

なのでこの子に決めました。

もちろんすぐに決定となるワケではなく、主催団体の方を交えて、家のこと、家族構成や猫飼い経験の有無などかなり細かくヒアリングされました。譲渡するためには細かい審査があるという事は事前に把握していたので問題なしです。
そしてこの日は一旦帰り、日を改めて一週間のトライアル期間が行われるのです。


つづきます。
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