前回の続きです。


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その後のツイートをご覧ください。






自分では大丈夫だと思ってたんですが、やはり産後メンタルになってたようで、不覚にも泣いてしまいました。


こういう、ちゃんと言わなきゃ!っていう時って、私、怒りよりも先に涙が出てきちゃうんですよね…。
強くビシっと言える人がうらやましい。

でもメンタルやべー認定されたし、あの院長には怒りで対峙しても効果ないだろうし、結果的にはミルク許可が出たので良かったかなと思いました。

しかし、どうしても気になったのは
「楽をする」

って表現なんですけど。

お母さんにとってミルクって「楽」じゃないし(手間もお金もかかるし)。苦労したら赤ちゃんに愛情が湧くとも限らないし。
むしろ楽なら楽になった方が育児に余裕も持てるし。
実際私はムーコの時の授乳でめっちゃ苦労したけど、眠れないし乳首も痛かった新生児期にムーコに対して愛情があったかというと、ぶっちゃけ「死なせないように」っていう使命感しかなかった。そしてその頃の記憶はほとんど無い。
だから個人的には、楽=赤ちゃんへ対する愛情が育たない、という考えには疑問です。


そして、その翌日に退院前の内診チェックがあり、再び院長と話をする機会がありました。
その際にも、母乳について説明がありました。

院長曰く、僕が母乳を推奨する理由は、母乳の成分によって赤ちゃんの免疫力向上が期待できること。
そして母子の絆が深まるからです。と。
体をくっつけておっぱいで授乳するのと、腕にかかえてミルクあげるのは全然違いますからと。

いや、別に私は母乳を否定してる訳じゃないんですよ。
ただ、赤ちゃんが何も口にできずにいたのが可哀想で。

…と私も軽く反撃はしました。

(私だってそっちから言われた事を言われた通りにやってて、それで母乳が出てないんだから、これってどうしようもないんじゃないですかね)
↑これは思ったけど言えなかった

そして院長は続けました。
ここで30年やってきたけど、退院していったほとんどの母親は完全母乳だ。
混合になったのは3~4%くらい。
あなたが、その3~4%に入らないといいですけど。

と。

進学率100%にしたい予備校の先生かよ。


この院長(シニア男性です)、そんな悪い人じゃないと思ってたんですよ。
最初は、めっちゃ不愛想だし声も聞き取りにくいしで、なんだこの先生って感じだったけど、疑問に思った事はきけばちゃんと説明してくれるし、24時間365日を基本一人で対応してるってのも凄い。子供に対しても優しいので、慣れれば特に気になるような部分もない…と思っていたのですが。

この価値観だけは受け入れられそうにありません…。

お産に関しても、妊娠初期に言われたんですよね。
なるべく自然分娩になるようにやってます。痛い思いをして産むからこそ母性が育ちますから。
もちろん、赤ちゃんの様子をみて帝王切開が妥当だと判断したらそうしますけど、出来る限りは自然分娩してもらってます。
と。
この時に、ん?と思ったんですよね。

どうやら「そういう」考えの方みたいです。

そして私はそんな院長を目の前にして感じました。
いち産婦の私が何を言ったところで、この人の価値観を変える事は無理だと。
だって、この考えで30年やってきてるわけですから。対応した産婦の数も凄い桁になってるだろうし、その中の一人の私の意見で、院長の考えが変わるわけがない。
むしろ嫌なら他で産んでくれってスタンスだろうし。

というか、完全母乳に対してここまで厳しいと分かってたら私だって転院してたよ。
妊婦検診の時の助産師さんの言葉が全ての元凶。
言ってる事が違うんだもん。ミルク出すので安心してくださいって、そんな言葉いわないでほしい。

うちは母乳だけで育てる事を目標にしてますので、赤ちゃんの数値がヤバくならない限りはミルクを与えません。
完全母乳率にこだわっています。
不安だったり、考えが合わないようでしたら転院をおすすめします。

ここまで言って欲しかった。



ちなみに、病院から指導された授乳のやり方は、

1.赤ちゃんの体重計測
2.左右7分ずつの授乳
3.もう一度体重計測して、出た母乳の量を測る(だいたいいつも0~2g程度)
4.搾乳器8分×2(この16分間赤ちゃんは放置)
5.搾乳器でとれた母乳を測り、与える(とれる量は4gくらい)
6.ミルクを与える


全部やるのに小一時間かかります。
これを3~4時間毎にやってました。

残念ながら(?)混合で退院してしまった私は現在、体重測定以外は、同じようにやるよう言われています。ミルクは40mlで、これ以上は絶対増やさないように。どうしても足りなそうだったら電話くださいと。

これしながらムーコのお世話と家事と私の睡眠、無理じゃね?
むしろ疲れとストレスで母乳減るんじゃね?

退院後も母乳チェックという事で産院に出向く日程も決められました。
その日を待たずに電話も来ました。授乳方法や、搾乳してとれた母乳の量など細かく聞かれました。
一人目の産院では、一ヶ月検診まで放置だったのに…。
この先いつまで監視されるのかと思うと憂鬱です。

ここで注意なんですが、完全母乳にこだわる人の事を悪く言うつもりはありません。

やりたい人がやればいいんです。

そこまでしたくないし混合で良いって最初から言ってる私を、無理やりさせるな!って事です。

あまり細かく言うと産院バレしてしまうので控えますが、お産も無事に終わってご飯も美味しくて、いい思い出になりそうだったのに、この一件のおかげでこの病院が嫌な思い出になってしまったのは非常に残念でした。



ちなみに義母さんから聞いたのですが、旦那のお姉さんも過去に里帰り出産で同じ産院で産んだらしいのですが、退院時は完全母乳だったものの赤ちゃんの吸う力が強くて乳首を痛め、早々にミルク育児に切り替えたそうです。
この話を聞いた時点で、「3~4%はウソだろ」と思ったのでした(-_-;)


以上!
その後に関しては、また何かあったら記事にします。

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