私が妊娠した際に、産婦人科の先生に注意された感染症の紹介をしていきたいと思います。
旦那も私も詳しくは知らなかったので、自分で調べたものを凄く簡単に分かりやすく説明したいな、と思い、記事にする事にしました。
名前はなんとな~く知ってる…程度の方も多いと思うので、妊婦さんに関係なく見ていただければと思います。
今回は
トキソプラズマ
について。
いつもの、文章が多い時に活躍する、いらすとやさん。
猫=トキソプラズマ という組み合わせで知ってる人も多いと思います。
■トキソプラズマとは
簡単に言うと、寄生虫です。
妊娠中に初感染すると、胎児に障害が出る可能性があるため、妊婦にとって危険な感染症の一つです。
■どこにいるのか
哺乳類と鳥類にはだいたい寄生できます。食肉できる動物(豚、牛、鶏など)にももちろん寄生します。
あとは土の中にもいます。
■人にどうやって感染するか
・トキソプラズマに感染した生肉(生ハム含む)・加熱不十分な肉(レアステーキ含む)を食べたとき
・トキソプラズマに感染した猫のフンや、その猫のフンによって汚染された土に触れたり、それらの粒子が舞い上がったりして、目や口に入ったとき
・母子(胎内)感染
・トキソプラズマに感染した人の臓器移植を受けたとき
※人→人には感染しません
※感染者の母乳を飲んでも、感染しません
■感染するとどうなるか
・健康な人が感染しても、ほぼ無症状。その後生涯にわたり保有者となります。普段は平気ですが、HIVなどで免疫が低下すると再活性し、肺炎や視力障害など様々な症状が出ることがあります。
・妊婦が初感染すると胎児に感染し、流産や死産、産まれても脳に重篤な障害が起きたりする可能性があります。(元々の保有者が妊娠した場合は問題なし)
■胎児へ感染する確率
妊婦が初感染した場合、10~70%の確率で胎児に感染します。
初感染が妊娠後期になるほど胎児へ移りやすいのですが、胎児の体や防御機能がすでにでき上がっている時期なので、障害も軽くなるといわれています。
※妊婦が既に保有者だった場合は、妊娠中に新たに感染しても胎児への影響はありません。
■どうやって分かる?
血液検査です。
■妊娠中にトキソプラズマに感染しないために
・生肉、生焼けの肉を食べない
・ガーデニングはなるべく避ける。する時はメガネや手袋を使い、よく手を洗う
・野菜はよく洗ってから食べる
・妊娠中に新しく猫を飼わない、猫のフンの処理をしない(※後述)
■妊娠中に感染したら?
病院から処方される薬を飲むことで、胎児におこる障害を軽減することができます。
■なぜこんなに猫だけに注意しなくてはいけないのか?
トキソプラズマはどんな動物の肉にも含まれている可能性がありますが、フンに含まれているのは猫科の動物だけ。
もっと詳しく言うと、猫が感染して2週間くらいの期間に排出されるフンの中に、トキソプラズマはいます。
なので、妊娠前から室内飼いをしてる猫は、他の猫や土と接触したり、ネズミなどの生肉を食べない限りは基本大丈夫です。しかし念のために妊娠中は猫のトイレ掃除を他の人にやってもらった方が良いかもしれません。
「トーチの会」というサイトにて、とても詳しく解説されています。ぜひご覧ください。
こちら
(ほかのページも参考になるのでお時間あるときに見てください~)
これを読むと、日本で1000匹以上の猫を調査した結果、実際に感染している猫は10%程度だったと書かれています。猫はほぼ全匹感染してると思い込んでいた私はビックリしました。
こんなに少ないなら大丈夫じゃないの?と思いがちですが、未感染の猫が多いからこそ、初感染→2週間のフン排出期間に注意しなくてはいけないという事です。
胎内の母子感染によって重篤な症状が出た赤ちゃんは年間約5件程度報告されているとのこと。
しかし、トキソプラズマ感染による症状は軽いものから思いものまで様々だし、大人になってから障害が出る事もあり、実際はこれ以上の数字の可能性大。
妊婦検診の血液検査でトキソプラズマを見てくれる産婦人科は約半数とのこと。
実費だと1000円前後でできるそうです。妊娠初期に検査するのが一般的なので、かかりつけの産婦人科で検査をやっていない場合は、血液検査の時に一緒にやってもらうようにお願いするとよいかもしれません。
ちなみに私は、産婦人科で勝手に検査してくれてたんですが、陰性でした。かかった事がないということ。
小さい頃から猫を飼ってて、昔は普通に外飼いだったし、野良猫も触りまくってきたので、勝手にもう感染してるもんだと思ってました。
案外、人の保有者って少ないのかも。(世界で統計すると人類の3分の1は感染してるらしいけど、地域差が激しいようなので日本人がどのくらいの割合で感染してるのかは不明)
以上、トキソプラズマについておおくりしました。
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・野菜はよく洗ってから食べる
・妊娠中に新しく猫を飼わない、猫のフンの処理をしない(※後述)
■妊娠中に感染したら?
病院から処方される薬を飲むことで、胎児におこる障害を軽減することができます。
■なぜこんなに猫だけに注意しなくてはいけないのか?
トキソプラズマはどんな動物の肉にも含まれている可能性がありますが、フンに含まれているのは猫科の動物だけ。
もっと詳しく言うと、猫が感染して2週間くらいの期間に排出されるフンの中に、トキソプラズマはいます。
なので、妊娠前から室内飼いをしてる猫は、他の猫や土と接触したり、ネズミなどの生肉を食べない限りは基本大丈夫です。しかし念のために妊娠中は猫のトイレ掃除を他の人にやってもらった方が良いかもしれません。
「トーチの会」というサイトにて、とても詳しく解説されています。ぜひご覧ください。
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これを読むと、日本で1000匹以上の猫を調査した結果、実際に感染している猫は10%程度だったと書かれています。猫はほぼ全匹感染してると思い込んでいた私はビックリしました。
こんなに少ないなら大丈夫じゃないの?と思いがちですが、未感染の猫が多いからこそ、初感染→2週間のフン排出期間に注意しなくてはいけないという事です。
胎内の母子感染によって重篤な症状が出た赤ちゃんは年間約5件程度報告されているとのこと。
しかし、トキソプラズマ感染による症状は軽いものから思いものまで様々だし、大人になってから障害が出る事もあり、実際はこれ以上の数字の可能性大。
妊婦検診の血液検査でトキソプラズマを見てくれる産婦人科は約半数とのこと。
実費だと1000円前後でできるそうです。妊娠初期に検査するのが一般的なので、かかりつけの産婦人科で検査をやっていない場合は、血液検査の時に一緒にやってもらうようにお願いするとよいかもしれません。
ちなみに私は、産婦人科で勝手に検査してくれてたんですが、陰性でした。かかった事がないということ。
小さい頃から猫を飼ってて、昔は普通に外飼いだったし、野良猫も触りまくってきたので、勝手にもう感染してるもんだと思ってました。
案外、人の保有者って少ないのかも。(世界で統計すると人類の3分の1は感染してるらしいけど、地域差が激しいようなので日本人がどのくらいの割合で感染してるのかは不明)
以上、トキソプラズマについておおくりしました。
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コメント
コメント一覧 (2)
ぜひワクチンで防げるシリーズのご紹介もお願いいたします!
よろしければ…
http://www.jaog.or.jp/sep2012/know/kisyakon/51_120208.pdf
ちくまサラ
がしました
資料ありがとうございますー!ワクチンに関しては推奨派なんですけど説明が難しくて😅妊娠中気を付けることシリーズいくつかやりたいんですけど、できそうなものからやってみます💦
ちくまサラ
がしました